初心者向けの帯電防止剤の使用ガイドとして下記のポイントをメインに解説しています。
・帯電防止剤の原理、成分、仕組み
・帯電防止剤の種類、用途、メーカー比較
・帯電防止剤のコーティング、スプレー
・帯電防止剤 おすすめネット通販商品、ランキング、口コミ
工場等の帯電防止にお役に立ててください。(^^)/
除電スプレー、静電気防止スプレー 、帯電防止剤とは
除電スプレーは、衣類や布製品などに吹きかけることで、静電気を防止する効果のあるスプレーです。冬場に起こりやすい、ドアノブに触れた時や衣類を脱ぐ時の「バチッ」という不快な静電気を軽減してくれます。
除電スプレーは界面活性剤の除電効果を利用した商品で家庭用及び工業用の製品として帯電防止剤、除電スプレー、静電気防止スプレー等の名称で販売されています。
静電気防止スプレーは、英語で anti-static spray といいます。
その他にも、以下のような表現が使われることがあります。
- Static guard spray
- Anti-static eliminator spray
- Static cling spray
又、中国語では 防静电喷雾 (fáng jìngdiàn pēnwù) と言います。
帯電防止剤、除電スプレーの原理、静電気防止スプレーの仕組み
静電気防止対策として、絶縁体の表面に界面活性剤をスプレーで塗布する方法があります。界面とは、2つの性質の異なる物質の境界面のことをいいます。
界面には水と空気の界面、水と汚れの界面、汚れと衣類の界面などがあり、界面活性剤はこのような境界面に作用して、表面の性質を変える物質のことをいいます。界面活性剤は洗剤や石けんなどにも使われ、水にくっつきやすい成分を持つことが特徴です。
界面活性剤を使用した商品には帯電防止剤、除電スプレー、静電防止スプレー等色々あります。
界面活性剤スプレーは、別名、帯電防止スプレーとよばれることもあります。絶縁体の表面に塗布すると、空気中の湿気をひきつけ、表面がわずかに導電性を帯びるので、静電気は伝導し流れ去ります。
静電気対策が手軽にできるため、女性のスカートなど衣類のまつわり付き防止を目的としたスプレー製品なども市販されています。中には表面に膜をつくり、すべりやすくして帯電を防ぐ、帯電防止作用を持つ界面活性剤もあります。
しかし、界面活性剤スプレーにも弱点があります。
表面がアースされていれば、静電気は地球に流れ去りますが、地球から浮いていれば(アースされていなければ)表面全体に広がって分布して帯電し、静電気が完全になくなるわけではありません。これは導体の場合と同じです。
また生産現場などで界面活性剤を塗布することは、加工物の表面に異物を塗ることになり、清浄性を必要とするものには使用できません。衣類の場合も、汚れがつくことになりかねません。
また、いったん塗布しても、時間経過とともに導電性能が劣化しますし、他の物質と接触したり摩擦することによって、せっかく塗布した導電剤が減耗したり、剥離されて導電性が低下することがあります。
したがって、この方法は永久的な静電気対策にはならず、一時的な除電方法ということができます。
静電気防止スプレー、除電スプレー、帯電防止剤 種類、分類|界面活性剤の成分
電荷の漏洩を早めるために,界面活性剤の一種である帯電防止剤を利用する方法は古くから行われている。
帯電防止剤の分子は親水基と親油基を持ち,高分子材料の表面に塗布すると親油基がその表面に向き,その反対の親水基が外部を向いて付着するため,帯電防止剤の分子層の数が奇数か偶数かによって表面の電気伝導性が変化することを示すデータもあったが,実際にはこれほど規則性があるかどうかはわからない。
ともかく高分子材料の表面が帯電防止剤で覆われると,親水基があるためこの帯電防止剤の層は空気中の水分を吸着し,その水分子の層がわずかな電気伝導性を持つため,電荷を速やかに漏洩させる。したがって,空気が極端に乾燥している状態では,その効能は低下することになる。
帯電防止剤を高分子材料に適用するには
① 高分子材料の表面に塗布する方法
② 内部に練り込む方法
がある。
塗布用(外部用)帯電防止剤は使用法が簡便であるが,表面を拭き取ったり洗浄したりすると,その効果が無くなってしまうことが欠点である。練り込み用(内部用帯電防止剤)では練り込まれた帯電防止剤は少しずつ表面に浸出(ブリードアウト)してきて,帯電防止作用をもつ。
表面を洗浄しても,後からまたブリードアウトしてくるから,時間をおけば機能が回復する。しかし,樹脂によっては相溶性が悪く,なかなか均一に混ざってくれない場合もある。また樹脂との相溶性が良すぎてもブリードアウトしにくくなり,具合がわるい。
ブリードアウトの特性は温度の影響を受け,温度が高くなれば速くなる。
またブリードアウトは高分子のガラス転移点以下の温度では起こりにくい。ブリードアウトするためには,帯電防止剤が高分子内部で拡散して行く必要があるが,分子鎖のミクロブラウン運動が凍結されている状態では拡散がほとんど起こらないからである。
ABSやPMMAなどの樹脂ではガラス転移点が室温より高いため,室温ではブリードアウトしにくい。これらの樹脂では,成形時にブリードアウトさせ,帯電防止l生を持たせるようにしているが,その後表面の帯電防止剤がふき取られると,室温では帯電防止匯が回復しにくい。
帯電防止剤が練り込まれた高分子の表面をコロナ放電処理やフレーム処理(炎による処理)すると,帯電防止効果が促進される場合がある。これは,これらの処理によって高分子表面の結晶が破壊され,帯電防止剤が表面に移行しやすくなることが原因であると考えられている。
また,処理によって高分子表面に極性基が導入され,これが同じような極性基を持つ帯電防止剤を引きつけるためとも考えられている。高分子はコロナ放電などで処理されると,それ単独でも吸湿性が向上することから,この効果との相乗効果と見ることもできるかも知れない。
帯電防止剤は次の種類に分類されている。
① アニオン系帯電防止剤
② カチオン系帯電防止剤
③ 両性帯電防止剤
④ 非イオン系帯電防止剤
アニオン系帯電防止剤は,帯電防止効果は余り高くないが,表面の変色がなく,耐熱性にも優れている。カチオン系帯電防止剤は帯電防止効果が高いが,これで処理した高分子を変色させる場合がある。
両性帯電防止剤は,カチオン系とともに帯電防止効果が高い。非イオン系帯電防止剤は,帯電防止効果は余り高くないが,高分子への溶解性をよくでき,練り混み用として使用されることが多い。表1に帯電防止剤の例を示す。
この他に,錯化合物など界面活性剤系ではない帯電防止剤や帯電防止性の可塑剤なども研究されている。
表1 帯電防止剤の例
分 類 | 種 類 |
非イオン | グリセリン脂肪酸エステル |
ポリオキシェチレンアルキルェーテル | |
ポリオキシェチレンアルキルフェニルェーテル | |
XX-ビス(2-ヒドロキシェチル)アルキルアミン〔アルキルジェタノールアミン〕 | |
y-2-ヒドロキシェチルーy-2ヒドロキシアルキルアミン〔ヒドロキシアルキルモノェタノールアミン〕 | |
ポリオキシェチレンアルキルアミン | |
ポリオキシェチレンアルキルアミン脂肪酸ェステル | |
アルキルジェタノールアマイド | |
アニオン | アルキルスルホン酸塩 |
アルキルベンゼンスルホン酸塩 | |
アルキルホスフェート | |
カチオン | テトラアルキルアンモニウム塩 |
トリアルキルベンジルアンモニウム塩 | |
両 性 | アルキルベタイン |
アルキルイミダソリウムベタイン |
静電気防止スプレー、除電スプレー、帯電防止剤の効果
プラスチックの帯電防止では、帯電防止剤を用いてプラスチック自体を導電化する方法が一般的であり効果的である。ほこり付着防止が目的であれば、表面固有抵抗値を少なくとも10¹²Ω台以下にすればよい。
従来から行われている方法としては、界面活性剤をプラスチックの表面に塗布する方法と内部に練り込む方法がある。これは、表面に存在する親水性の高い界面活性剤が空気中の水分を通して静電気を漏えいさせ、帯電防止性を付与するものである。
しかし、これらの方法では効果の持続性が乏しく、水洗いや布ふきなどで効果が低下する。また、空気中の水分吸着を利用しているため、湿度依存性が大きいなどの欠点もある。
これらの欠点を解消する方法として、カーボンブラックを導電性フィラーとして添加する方法がある。この方法は、プラスチック中に分散した導電性フィラーが電荷の通り道である導電回路を形成することで導電性を付与するものであり、効果の持続性や湿度依存性に優れている。
しかし、一般的に約20 ~ 30質量%の添加量が必要なため、衝撃強度などの樹脂物性の低下や外観不良、成形性の悪化などが発生する。さらに、フィラー自体の色の影響でカラフルな着色ができず、処理コストも高くなるため、限られた範囲にしか使用できないといった問題もある。
ブリードアウトと帯電 | 除電スプレー、静電気防止剤
ブリードアウトとはフィルム体積中の各種添加剤が経時により凝集固化しフィルム表面にブリーミングし粉化する事です。フィルムを長期在庫時、袋の表面に粉のような物や白い斑点が付着しているのを一度や二度はご覧になっておられると思います。
帯電防止剤はブリードアウトすることによって帯電を防止する効果を発揮しますし、そのため、クリーンルームで帯電防止のポリ袋を使用する際は帯電防止剤を練り込んだタイプではなく、フィルムの樹脂そのものが帯電防止機能を持ったものが効果があります。
*bleed out(染み出し)
除電スプレー、静電気防止スプレー、帯電防止剤の選び方
除電スプレー、静電気防止スプレーは家庭用と工業用があります。
選ぶ際には、以下のポイントを参考にすると良いでしょう。
家庭用除電スプレー、静電気防止スプレーの選び方
家庭用除電スプレーを選ぶ際、用途や成分、機能、安全性などを考慮することが大切です。
使用場所・用途で選ぶ
- 衣類用: 服に使うなら、シルクやウールなどのデリケートな素材にも使えるものを選びましょう。速乾性や香りにも注目です。
- OA機器用: パソコンやプリンターなど精密機器に使用する場合は、帯電防止効果の高いものを選びましょう。可燃性ガスを使用していないか確認することも重要です。
- 車用: 車のシートやダッシュボードなどに使用する場合は、静電気防止効果に加えて、UVカット効果や防汚効果があるものがおすすめです。
成分で選ぶ
- 主成分: 水を主成分としたものが一般的ですが、アルコールや界面活性剤などが含まれているものもあります。アレルギー体質の方は、成分表示をよく確認しましょう。
- 保湿成分: 衣類に使用する場合は、グリセリンなどの保湿成分が含まれているものがおすすめです。
- 香り: 無香料、微香料、フローラル系など、様々な香りがあります。好みに合わせて選びましょう。
機能で選ぶ
- 静電気防止効果: 静電気の発生を抑えるだけでなく、ホコリや花粉の付着を防ぐ効果があるものもあります。
- 除菌・消臭効果: 静電気防止効果に加えて、除菌・消臭効果があるものもあります。
- UVカット効果: 車用の除電スプレーには、UVカット効果があるものもあります。
容量で選ぶ
- 携帯用: 持ち運びに便利な小型サイズもあります。
- 大容量: 頻繁に使う場合は、大容量タイプがお得です。
その他
- 安全性: 引火性や毒性など、安全性にも配慮しましょう。特に、小さなお子様がいる家庭では注意が必要です。
- 価格: 価格も重要な要素です。容量や機能を比較して、自分に合ったものを選びましょう。
- レビュー: 実際に使用した人のレビューを参考にすると、使い心地や効果が分かります。
おすすめ商品
いくつかおすすめ商品を紹介します。
- 衣類用: エレガード、ライオンケミカル 静電気防止スプレー
- OA機器用: サンワサプライ 静電気防止スプレー、エーゼット 静電防止スプレー
- 車用: ソフト99 静電気防止スプレー、カーメイト 静電気防止スプレー
工業用除電スプレー、静電気防止スプレーの選び方
工業用となると、求められる性能や安全基準も高くなります、工業用除電スプレー・帯電防止剤を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。
用途・対象物で選ぶ
- 対象物:
- プラスチック、金属、紙、繊維など、対象物によって適切な除電スプレー・帯電防止剤は異なります。
- 塗装面、フィルム、シートなど、表面の特性も考慮する必要があります。
- 工程:
- 製造工程のどの段階で使用するのか (成形、加工、組立、包装など) によって求められる性能が異なります。
- 静電気による塵埃の付着防止、火花放電防止、製品の破損防止など、目的を明確にしましょう。
- 使用環境:
- 温度、湿度、風などの環境条件も考慮する必要があります。
- 防爆エリアで使用する場合、防爆仕様の製品を選ぶ必要があります。
除電方式で選ぶ
- スプレー式: 広範囲に噴霧できるため、作業効率が良い。
- 噴霧距離、噴霧範囲、乾燥時間などを確認しましょう。
- 塗布式: 液体を塗布する方法。
- 刷毛塗り、ローラー塗り、浸漬など、塗布方法も考慮しましょう。
- イオン式: イオンを発生させて除電する方法。
成分で選ぶ
- 主成分:
- アルコール系、水系、油系など、様々な種類があります。
- 対象物との相性、引火性、毒性などを考慮しましょう。
- 添加剤:
- 界面活性剤、防錆剤、腐食防止剤など、様々な添加剤が含まれている場合があります。
- 対象物への影響、作業環境への影響などを考慮しましょう。
性能で選ぶ
- 除電性能:
- 除電速度、除電効果の持続時間などを確認しましょう。
- 表面抵抗率、帯電電位などの測定値を参考にしましょう。
- 安全性:
- 引火性、毒性、刺激性などを確認しましょう。
- MSDS (安全データシート) を入手し、内容をよく確認しましょう。
- 環境適合性:
- 環境への影響 (オゾン層破壊、地球温暖化など) を考慮しましょう。
- VOC (揮発性有機化合物) 含有量なども確認しましょう。
工業用除電スプレー、帯電防止剤を選択するための評価は、抵抗率、摩擦帯電特性、減衰特性、電荷の拡散特性などさまざまなものを指標として使用します。
そして、最も重要視されるものが寿命試験であり、極論すれば帯電防止剤の新製品の開発は、ほとんどこの初期特性をいかに保持することができるかということになります。古くは、帯電防止剤を含む素材の寿命は、比較的短いと認識されていたために、多少の寿命があれば、恒久的とか半氷久的等という言葉を使用した、比較的寿命の長い帯電防止剤を含んだ材料もありました。
その他
- コスト: 価格、ランニングコストなどを考慮しましょう。
- メンテナンス: メンテナンスの頻度、方法などを確認しましょう。
- メーカー: 信頼できるメーカーの製品を選びましょう。
工業用帯電防止剤の選び方
帯電防止剤は使用方法が難しいために家庭用の帯電防止剤はあまり販売していない。
工業用帯電防止剤を選ぶ際にはシビアな条件や要求性能を考慮する必要があります。以下に、選び方のポイントを詳しく解説します。
対象物と用途
- 材質:
- 樹脂の種類(PE、PP、PVC、ABSなど)
- 金属の種類(鉄、アルミ、ステンレスなど)
- その他の素材(ガラス、セラミック、木材など)
- 形状:
- フィルム、シート、板
- 成形品(容器、部品など)
- 繊維、不織布
- 用途:
- 包装材(食品、電子部品、精密機器など)
- 搬送用資材(ベルトコンベア、ローラーなど)
- 生産設備(タンク、パイプなど)
- その他(静電気による火災・爆発防止、埃の付着防止など)
帯電防止剤の種類と特性
- 界面活性剤型:
- 安価で汎用性が高い。
- 湿度依存性があり、低湿度環境では効果が低下する。
- 耐熱性が低い。
- 表面移行性があり、ベタつきやブリードアウトが発生しやすい。
- 導電性ポリマー型:
- 高い帯電防止効果と持続性。
- 湿度依存性が低い。
- 耐熱性が高い。
- 透明性が高い。
- 価格が高い。
- 金属酸化物型:
- 耐熱性、耐薬品性に優れる。
- 透明性が低い。
- 分散性が悪い。
- 永久内部帯電防止剤:
- 樹脂に練り込むことで、長期間にわたって帯電防止効果を発揮。
- 効果が安定している。
- 練り込み条件の調整が必要。
性能
- 表面抵抗値:
- 10⁶Ω/sq以下(一般的に静電気対策が必要な範囲)
- 10⁹Ω/sq以下(電子部品など、より高い帯電防止性能が必要な場合)
- 減衰時間: 静電気が消滅するまでの時間。短いほど帯電防止効果が高い。
- 摩擦帯電圧: 摩擦によって発生する静電気の電圧。低いほど帯電しにくい。
環境条件
- 温度: 耐熱温度を確認。
- 湿度: 低湿度環境での効果を確認。
- 薬品: 薬品への耐性(酸、アルカリ、溶剤など)を確認。
- 屋外: 耐候性(紫外線、雨など)を確認。
法規制・安全性
- RoHS指令: 電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限に関する指令。
- REACH規則: 化学物質の登録、評価、認可および制限に関する規則。
- 食品衛生法: 食品包装材に使用する場合は、食品衛生法への適合を確認。
- MSDS: 製品安全データシートを確認し、安全な取り扱い方法を確認。
その他
- 塗布方法:
- スプレー、ディップ、ロールコーター、練り込みなど
- 対象物や用途に適した方法を選択。
- コスト:
- 価格と性能のバランスを考慮。
- メーカー:
- 信頼できるメーカーの製品を選択。
- サンプルテスト:
- 実際の使用条件でサンプルテストを行い、効果を確認。
情報収集
- メーカーのウェブサイトやカタログ: 各メーカーのウェブサイトやカタログで、製品情報や技術資料を入手。
- 業界団体: 日本静電気学会などの業界団体のウェブサイトで、静電気対策に関する情報を入手。
- 専門業者: 静電気対策の専門業者に相談。
工業用帯電防止剤は、用途や環境によって最適なものが異なります。上記を参考に、必要な情報を収集し、適切な製品を選びましょう。
おすすめ メーカー別 除電スプレー、帯電防止剤、界面活性剤
静電気防止スプレーの主なメーカーは下記です。
- ライオン (エレガード)
- エーゼット (AZ 静電防止スプレー)
- 花王 (liese)
- コモライフ (静電気防止ミストスプレー)
おすすめ アイメディア(Aimedia) 除電スプレー
アマゾンでベストセラー1位の商品(2024年12月)
おすすめ ライオン 除電スプレー エレガード
エレガードは、衣類や布製品の静電気を防止するスプレーとして、長年愛用されている商品です。
エレガードの特徴
- 優れた静電気防止効果: 衣類にスプレーするだけで、静電気をしっかり防止し、不快な「バチッ」を防ぎます。
- 植物由来の静電気防止成分: 植物生まれの帯電防止成分を配合し、肌にも環境にもやさしいのが特徴です。
- さまざまな香り: 大人気の「フローラルソープの香り」をはじめ、気分やシーンに合わせて選べる豊富な香りが揃っています。
- 用途に合わせたラインナップ: 衣類用だけでなく、カーペットや寝具用のスプレーもあります。
エレガード 大 160ml ライオン [防水スプレー 傘 衣類用]
おすすめ エーゼット (AZ 静電防止スプレー)
エーゼットのAZ 静電防止スプレーは、様々な場所や物に使える静電気防止スプレーです。
特徴
- 幅広い用途: 衣類、カーペット、OA機器、車のシートなど、様々な素材に使用できます。
- 効果: 静電気を防止することで、ホコリの付着を防いだり、不快な静電気を軽減したりします。
- 速乾性: 乾燥時間が速いので、すぐに効果を実感できます。
- 無香料: 香料を使用していないので、匂いが気になる方でも安心して使えます。
- 経済的: 大容量で、価格もお手頃です。
おすすめ 除電スプレー 花王 「リーゼ ブラッシングケア」
花王では静電気防止スプレー商品名「リーゼ ブラッシングケア」という名称で洗い流さないヘアトリートメントとして販売しています。
リーゼ ブラッシングケアの特徴
- 静電気防止効果: 静電気を防いで、髪の広がりやパサつきを抑えます。
- ブラッシングケア: ブラシの通りをなめらかにして、髪を傷みから守ります。
- トリートメント効果: サラサラとしたつやのある仕上がりになります。
- UVカット: 紫外線から髪を守ります。
- 熱から保護: ドライヤーの熱などから髪を守ります。
おすすめ コモライフ (静電気防止ミストスプレー)
コモライフの静電気防止ミストスプレーは衣類や布製品にスプレーするだけで、静電気を防止してくれる便利なアイテムです。
特徴
- 細かいミスト: 細かいミストがふんわりと広がるので、衣類にシミができにくいのが特徴です。
- 植物由来成分: 植物由来の消臭・除菌成分を配合しているので、衣類を清潔に保ちます。
- 無香料: 香料を使用していないので、匂いに敏感な方でも安心して使えます。
- 日本製: 品質にこだわった日本製です。
スリーボンド |工業用除電スプレー 帯電防止剤
スリーボンド(ThreeBond Co.,Ltd.)は、東京都八王子市南大沢に本社を置く、工業用接着剤などのケミカル商品を開発製造する企業である。
スリーボンド 帯電防止剤 透明 250ml TB2910B
●スプレーするだけで瞬時に静電気を除去します。
●長時間にわたって帯電を防止し続けます。
界面科学をベースに開発した花王の帯電防止剤は、静電気をシャットアウトし、静電気による汚れ付着や成型ラインでの電撃障害を防ぎます。
トラスコ中山(TRUSCO) | 工業用除電スプレー 帯電防止剤
防錆剤、切削剤、離型剤、洗浄剤等の製造、販売
TRUSCO 静電気防止スプレー 200ml TCSB200
●ドライタイプでベタつきがありません。●速乾性です。
春日電機 静電気帯電防止剤 | 工業用除電スプレー 帯電防止剤
主成分:IPA変性アルコール溶剤、ノニオン系界面活性剤、LPG
透明度に優れ、乾燥が早くて使いやすいです
表面への付着力・耐摩耗性・帯電防止に優れています。
タキロン株式会社 | 工業用 帯電防止剤
合成樹脂および同製品ならびに合成樹脂被覆金属製品の製造・加工・販売
コートロン/帯電防止剤
プラスチック表面にホコリを寄せ付けにくい帯電防止剤
硬質塩化ビニールプレートのホコリの付着性が解消されます
無色透明帯電防止剤
アキレス株式会社 | 工業用 帯電防止剤
プラスチック製品、レザー・カブロン・ラミネート、フィルム、床材、壁材を製造、販売している会社。
静電気防止スプレー、除電スプレー ネット通販サイト
静電気防止スプレーの販売で現在、成長しているのが、インターネット通販です。
総合通販サイトの中では『Amazon』『楽天市場』『Yahoo!ショッピング』など様々な通販サイトが静電気防止スプレーを販売しています。
インターネット通販の利点は、価格の安さ、アクセサリを含む豊富な品揃え、そしてランキング、評価、商品レビュー(口コミ)の存在です。特に商品レビューについては、実際に使用したユーザーからの具体的な使用感が得られるなど、カタログスペックだけではわかりにくい静電気防止スプレーの情報が得られるのは大きなメリットとなっています。
アマゾン、楽天、Yahooでの人気の静電気防止スプレーの紹介。
下記はアマゾン、Yahoo!ショッピング、楽天等の現在の売れ筋の静電気防止スプレー人気ランキングです。
アマゾン ランキング 静電気防止スプレー、除電スプレー
アマゾンのおすすめ 静電気防止スプレーです。一時間毎に更新されます。現在のランキングが知りたい方は画像をクリックして下さい。
Yahoo!ショッピング 静電気防止スプレー 、除電スプレー ランキング
現在のYahoo!ショッピングの売れ筋 静電気防止スプレー ランキングが下記とおり。現在のランキングが知りたい方は画像をクリックして下さい。
楽天ショップ 静電気防止スプレー除電スプレー、 売れ筋
現在の楽天ショップの売れ筋 静電気防止スプレー 下記のとおり。
最新ランキングが知りたい方はここをクリックしてください。
静電気防止スプレー、除電スプレー 100均 ショップ
100均 ショップ ダイソー、セリア、キャンドゥの静電気防止スプレーの紹介。
現在、セリアやダイソーなどの100均でも静電防止スプレーが販売されています。但し 品質、信頼性に欠ける商品もあり、良く吟味して購入してください。
100均 ショップ ダイソー 静電気防止スプレー選び方、使い方
ダイソー 静電気防止スプレー 「静電気ガードミスト」
ダイソーの「静電気ガードミスト」は、110円(税込)で静電気対策ができるコスパ抜群の商品として人気ですよね。
ただ、ダイソーには「静電気ガードミスト」以外にも、静電気対策グッズがいくつか販売されているので、どれを選べば良いか迷ってしまう方もいるかもしれません。
そこで、「静電気ガードミスト」を選ぶ際にチェックしたいポイントをいくつかご紹介します。
1. 用途に合っているか
- 衣類用: 「静電気ガードミスト」は、衣類にスプレーして静電気を防止する商品です。
- コートやスカートなど、静電気が起きやすい衣類に使うのがおすすめです。
- カーペットや家具など、布製品にも使えます。
- OA機器用: パソコンやプリンターなどの精密機器には使用できません。OA機器用の静電気防止スプレーを選びましょう。
- 車用: 車のボディに使用する場合は、車用の静電気防止スプレーを選びましょう。
2. 容量: 「静電気ガードミスト」は300ml入りです。 * 普段使いや、家族で使う場合は、この容量で十分でしょう。 * 持ち運びたい場合は、100ml入りの携帯用スプレーもあります。
3. 香り: 無香料タイプと、フローラルの香り付きタイプがあります。 * 香りが苦手な方は、無香料タイプを選びましょう。 * ほんのり良い香りが好きな方は、フローラルタイプもおすすめです。
4. その他
- 効果: 静電気防止効果は、使用環境や素材によって異なります。
- 過度な期待はせず、あくまで補助的な対策として考えておきましょう。
- 安全性: 成分は、精製水、消臭剤、エタノール、帯電防止剤です。
- 小さなお子さんやペットがいる場合は、誤飲に注意しましょう。
- 目や皮膚に刺激がある場合があるので、使用前に目立たない場所で試しましょう。
ダイソーの「静電気ガードミスト」は、衣類の静電気防止に効果的なスプレーです。
用途や容量、香りを確認し、自分に合った商品を選んでくださいね。
静電気防止スプレー、除電スプレー、帯電防止剤の使い方
静電気防止スプレー、除電スプレーは衣類や布製品に吹きかけることで、静電気を防止する効果があります。
基本的な使い方は以下の通りです。
静電気防止スプレー、除電スプレーの基本的な使い方
-
スプレー缶をよく振る スプレー缶をよく振って、中身を均一に混ぜ合わせます。
-
衣類から適切な距離を保ってスプレーする 衣類や布製品から20~30cmほど離してスプレーします。近すぎると、液体が偏ってシミになる可能性があります。
-
全体に軽くスプレーする 衣類全体に薄く、均一にスプレーするのがポイントです。特に、静電気が発生しやすい箇所(スカートの裏地、コートの裾など)は念入りにスプレーしましょう。
-
スプレー後はよく乾かす スプレー後は、衣類をよく乾かしてから着用してください。
さらに効果を高める使い方
-
裏地にもスプレーする 静電気は、衣類の裏地と表地が擦れ合うことでも発生します。裏地にもスプレーすることで、より効果的に静電気を防止できます。
-
重ね着する場合は、それぞれの衣類にスプレーする 重ね着をする場合は、それぞれの衣類にスプレーすることで、衣類同士の摩擦による静電気を抑えられます。
-
外出前にスプレーする 静電気は、乾燥した環境で発生しやすいため、外出前にスプレーするのが効果的です。
使用上の注意点
- 可燃性 静電気防止スプレーは可燃性のものが多いので、火気に注意して使用してください。
- 素材 絹や毛皮など、水に弱い素材には使用できない場合があります。
- 注意書き 使用前に、必ず製品の注意書きをよく読んでから使用してください。
静電気防止スプレーを正しく使用することで、冬場の不快な静電気を効果的に防ぐことができます。
帯電防止剤の塗布方法
帯電防止剤の塗布方法は、対象物や使用目的、剤の種類によって異なります。大きく分けて、以下の方法があります。
拭き取り塗布
- 方法: 帯電防止剤を柔らかい布に含ませ、対象物に塗布します。
- 対象物: 比較的小さな物、複雑な形状の物に向いています。
- 使用剤: 液体状の帯電防止剤
- メリット: 手軽で、特別な設備が不要。
- デメリット: 均一に塗布するのが難しい場合があり、ムラになることも。
- 例: 静電気が気になるドアノブ、車のドア、プラスチック製品など
ディップコーティング
- 方法: 対象物を帯電防止剤の溶液に浸漬します。
- 対象物: 全体に均一に塗布したい場合に向いています。
- 剤: 液体状の帯電防止剤
- メリット: 複雑な形状の物でも、均一に塗布できる。
- デメリット: 大量の帯電防止剤が必要。
- 例: 電子部品、精密機器など
ロールコーター塗布
- 方法: ロールコーターを使って、帯電防止剤を塗布します。
- 対象物: フィルムやシート状のものに向いています。
- 剤: 液体状の帯電防止剤
- メリット: 大量生産に適している。
- デメリット: 初期投資費用が高い。
- 例: 包装フィルム、工業用フィルムなど
その他
- 練り込み: 樹脂などに帯電防止剤を練り込むことで、素材自体に帯電防止効果を持たせる方法。
- ラミネート: 帯電防止剤を塗布したフィルムを貼り付ける方法。
塗布技術のポイント
- 対象物の材質: 材質によって、適した帯電防止剤の種類や塗布方法が異なります。
- 塗布量: 少なすぎると効果が不十分で、多すぎるとムラやベタつきの原因になります。
- 乾燥: 乾燥方法や乾燥時間は、帯電防止剤の種類によって異なります。
- 安全性: 帯電防止剤の取り扱いには、 MSDS (製品安全データシート) を確認し、適切な安全対策を講じる必要があります。
より効果的に帯電防止剤を塗布するために、以下の点に注意することが重要です。
- 事前処理: 対象物の汚れや油分をしっかりと除去してから塗布する。
- 均一な塗布: ムラなく均一に塗布する。
- 乾燥条件: 適切な温度や湿度で乾燥させる。
具体的な塗布方法や技術については、使用する帯電防止剤のメーカーの指示に従ってください。
帯電防止剤、除電スプレーの保管方法
帯電防止剤、除電スプレーを正しく保管することは、その品質と性能を維持し、安全に使用するために非常に重要です。保管方法を誤ると、効果が低下したり、変質したり、最悪の場合、火災や健康被害を引き起こす可能性もあります。
一般的な保管方法
- 容器:
- 密閉容器に保管: 空気中の水分や二酸化炭素との反応を防ぎ、品質劣化を抑制します。
- 元の容器をそのまま使用: 他の容器に移し替えると、成分表示や注意事項がわからなくなる可能性があります。
- 場所:
- 冷暗所: 直射日光を避け、涼しい場所に保管します。高温多湿は避けてください。
- 換気の良い場所: 可燃性の溶剤を含む場合は、特に換気が重要です。
- 子供の手の届かない場所: 誤飲や誤使用を防ぐため、子供の手の届かない場所に保管します。
- 温度:
- 適温: 製品によって異なりますが、一般的には5℃~35℃程度の範囲で保管します。
- 凍結防止: 凍結すると成分が分離したり、効果が低下する可能性があります。
- その他:
- 混触危険物質との分離: 酸化剤などの混触危険物質とは一緒に保管しないでください。
- 火気厳禁: 可燃性の溶剤を含む場合は、火気厳禁の場所に保管します。
- 長期保管: 長期保管する場合は、定期的に品質を確認しましょう。
帯電防止剤の種類別の保管方法
- スプレー式:
- 高温になる場所や直射日光を避けて保管。
- 噴射口を塞がないように注意。
- 液体:
- 密閉容器に保管し、揮発を防ぐ。
- 容器を倒さないように注意。
- 固体:
- 湿気を避けて保管。
- 粉塵を吸い込まないように注意。
注意事項
- 製品安全データシート (MSDS) を確認: 各製品のMSDSには、保管方法に関する詳細な情報が記載されています。必ず確認しましょう。
- メーカーの指示に従う: メーカーが指定する保管方法に従ってください。
- 異常を感じたら使用を中止: 変色、異臭、沈殿などの異常を感じたら、使用を中止し、メーカーに問い合わせましょう。
DIY 除電スプレー、静電気防止スプレーの作り方
DIYで除電スプレーや静電気防止スプレーを作るのは、意外と簡単です!😊
主な材料は、水と界面活性剤です。界面活性剤は、水と油のように混ざりにくいものを混ぜ合わせる働きがあり、静電気を抑える効果があります。
ここでは、家庭にあるもので簡単に作れる方法をいくつかご紹介します。
柔軟剤を使ったスプレー
-
材料
- 水 200ml
- 柔軟剤 数滴
- スプレーボトル
-
作り方
- スプレーボトルに水を入れる。
- 柔軟剤を数滴加える。
- ボトルをよく振って混ぜる。
リンスを使ったスプレー
-
材料
- 水 200ml
- リンス 数滴
- スプレーボトル
-
作り方
- スプレーボトルに水を入れる。
- リンスを数滴加える。
- ボトルをよく振って混ぜる。
グリセリンを使ったスプレー
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材料
- 水 100ml
- グリセリン 小さじ1/2
- スプレーボトル
-
作り方
- スプレーボトルに水を入れる。
- グリセリンを加える。
- ボトルをよく振って混ぜる。
エタノールを使ったスプレー
-
材料
- 水 100ml
- エタノール 10ml
- スプレーボトル
-
作り方
- スプレーボトルに水を入れる。
- エタノールを加える。
- ボトルをよく振って混ぜる。
注意点
- 柔軟剤やリンスを使用する場合は、香りが強いものや、シリコンなどが含まれているものは避けた方が良いでしょう。
- グリセリンは薬局などで購入できます。
- エタノールは消毒用エタノールを使用してください。
- スプレーボトルは、中身が見やすい透明なものがおすすめです。
- 材料をよく混ぜてから使用してください。
- 使用前に、目立たない場所でテストしてから使用してください。
- 肌に直接触れるものや、精密機器には使用しないでください。
- 子供の手の届かないところに保管してください。
これらの方法で作ったスプレーは、衣類やカーペットなどに吹きかけて使用します。静電気が気になる場所にスプレーしておけば、静電気の発生を予防することができます。
関連記事:静電気対策グッズ、用品の選び方、使い方
静電気除去 参考文献
トコトンやさしい静電気の本
実務で使う静電気対策の理論と実践: 事例で解説!
静電気を科学する
参考文献:
静電気の基礎と帯電防止技術 著者:村田雄司 日刊工業新聞社
たのしい静電気 著者:高柳 真
静電気トラブル Q&A 監修:田畠泰幸
図解 静電気管理入門 著者:二澤 正行 工業調査会
静電気がわかる本―原理から障害防止ノウハウまで 高橋 雄造 (著)
電気機器の静電気対策 (設計技術シリーズ) 水野 彰 (監修)
まとめ
静電気防止スプレーは、ドラッグストアやスーパー、ホームセンターなどで購入できます。
静電気防止スプレーを活用して、静電気のストレスから解放され、快適な冬を過ごしましょう。
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